第三者割当増資を行いました。

 レグセル株式会社(京都府京都市、代表取締役:松田直人)は、ニッセイ・キャピタル株式会社7号投資事業有限責任組合(無限責任組合員:ニッセイ・キャピタル株式会社、東京都千代田区、代表取締役 :有馬 英二)、富士フイルム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:助野 健児)、国立研究開発法人科学技術振興機構(理事長:濵口道成)、株式会社SCREENホールディングス(京都府京都市、代表取締役 取締役社長:垣内永次)、香川証券株式会社(香川県高松市、代表取締役社長:中條博之)、東邦ホールディングス株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:濱田矩男)への第三者割当増資により、合計6.2億円の資金を調達いたしました。

 レグセル株式会社は、世界的な免疫学研究者である、坂口志文教授(大阪大学名誉教授兼京都大学名誉教授)および河本宏教授(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所教授)の技術をもとに、制御性T細胞※1を用いた新たな細胞医療の創出、およびiPS細胞技術を利用したキラーT細胞※2によるがん治療細胞医療の創出を目指すベンチャー企業であって、2016年1月の設立以来京都大学との共同研究により基礎技術の開発を進めて参りました。今回調達した資金によって、こうした免疫細胞の実用化に向けた培養法開発を加速し、数年後の臨床応用を目指します。

※1)制御性T細胞とは、
 免疫応答を抑制的に制御するT細胞の一種。過剰な免疫応答を抑制するためのブレーキ機能を果たしている。1980年代後半に坂口志文教授によって発見され、以後その機能解明がなされてきたもの。
 自己免疫疾患(リウマチ等)への新たな治療法、移植医療や再生医療に際しての新たな免疫拒絶反応抑制の方法として、その活用が注目されている。
※2)キラーT細胞とは、
 通常、CTL(Cytotoxic T Lymphocyte;細胞傷害性T細胞)と呼ばれるT細胞の一種。体内の異物(ウイルス、がん細胞等)を攻撃して破壊するもの。異物と認識した細胞を殺傷するためキラー細胞とも呼ばれる。現在も患者本人のCTLを体外で増幅して再び身体に戻す自家CTL療法は行われているが、レグセルはストックされたiPS細胞を用いて利便性の高い医療として開発しようとしている。